JR東日本 東北地方の車両 JR East trains(Tōhoku)

ここでは、東北地方のJR線とIGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、仙台空港鉄道の車両を紹介します。

仙台支社

写真形式説明
701系
(仙台支社)
それまで東北地方の電化区間で運転されていた客車や急行型電車の置き換えに登場。
オールロングシートを採用したことによって詰め込みは効くが、旅情がないなど不評も多い。
仙台支社には2両編成と4両編成がいる。番台も複数ある。
(撮影:黒磯駅)

719系

211系顔の交流電車。
車内の座席配置が「集団見合い式」といった特殊な形をしているが、セミクロスシートの一種である。
廃車発生品も利用しており、今後フルーティアに絡むもの以外は廃車されるはず。なぜか一部が秋田に転属したが、それも運行終了した。
(撮影:郡山駅)
719系
(あかべぇ色)
「あかべぇ色」は磐越西線専用で運用されていた。通常色やフルーティアと併結することも多かった。
(撮影:猪苗代駅〜翁島駅間)
E721系
0番台
普通電車として使われていた急行型電車の置き換え用として登場。
E233系がベースだが、後述の1000番台もフルカラーLEDやLCDは採用されていない。
701系と異なりセミクロスシートで、低床化したため乗降口にステップがない。
(撮影:会津若松駅)

E721系
500番台

仙台空港アクセス線用として0番台より先に登場。
空港連絡用なので荷物スペースがあったりと、0番台とは車内が少し異なる。
(撮影:仙台駅)
E721系
1000番台
719系置き換え用に登場。
4両編成で、0番台と比較してラインカラーが赤色&緑色からピンク色&緑色になったため見分けがつく。
(撮影:郡山駅)
719系
700番台
磐越西線の観光列車「フルーティアふくしま」で使われている。
定期運用で通常番台と併結された姿を見ることが出来たが、現在は単独運行となっている。
たまに磐越西線以外でも走ることがある。
(撮影:郡山駅)
205系
3100番台
仙石線の車両。
仙石線は東北地方のJR線で唯一直流電化されているので、東北地方の他のJR線で走る電車は使用できず、首都圏の中古を使っている。
中間車が先頭車化改造された系列は他にも鶴見線、南武線で走っているが、仙石線用のみトイレがついている。
(撮影:陸前赤井駅)
719系
5000番台
山形新幹線の走る奥羽本線用に製造されたJR初の在来線標準軌車両。
福島〜新庄の標準軌区間の全線で運用されるが、福島〜米沢の普通列車はこの車両しか走らない。
(撮影:米沢駅)
701系
5500番台
山形新幹線の新庄延伸時に製造された。田沢湖線の701系と異なり、こちらはオールロングシート。
先述の通り、福島〜米沢には基本的に乗り入れない。
(撮影:新庄駅)
HB-E210系 仙石東北ラインで使われているハイブリッド車。仙石線を走る車両では初の新車で、205系と違い3ドアとなっている。
仙台〜石巻以外に女川に行ったり、出入区運用で東北本線仙台〜小牛田も走る。
(撮影:石巻駅)
キハ110系
陸羽東線色
陸羽東線・陸羽西線向け車両はキハ110系の最終増備車が含まれる。
窓下のラインカラーが赤色が陸羽東線、黄色が陸羽西線という区別があったそうだが、現在はなくなっている。現在では石巻線等でも走っている。
(撮影:古口駅)
キハ110系
陸羽西線色
こちらは黄色で陸羽西線向けだった。赤色と同様に現在では石巻線等でも走っている。
(撮影:小牛田駅)
キハ40系 豪雨災害で分断されている只見線だが、会津川口〜会津若松では郡山総合車両センター所属のキハ40系が運用されている。
以前は非冷房車もあったが、小牛田運輸区から冷房車が転属してきて廃車されている。
(撮影:会津川口駅)

盛岡支社

写真形式説明
701系 盛岡支社の701系は方向幕で、紫色系の帯を巻く。
盛岡以北の第3セクター化で3セク会社に譲渡された車両も存在する。
(撮影:一ノ関駅)
キハ40系 八戸線で運用されていたキハ40系はキハE130系にすべて置き換えられた。
(撮影:八戸駅)

秋田支社

写真形式説明
701系 701系の秋田支社所属車両は桃色と紫色の帯を巻く。4両編成が無いかわりに3両編成が存在する。
(撮影:青森駅)
701系
5000番台
田沢湖線用の車両で、千鳥配置でセミクロスシートを装備する。
標準軌であるため他の狭軌路線と直通できないが、単線並列となっている大曲〜秋田間は車庫への出入区で回送として走る。
(撮影:盛岡駅)
EV-E801系
赤色
男鹿線のキハ40系置き換え用に登場した蓄電池車。烏山線のEV-E301系と同様に「ACCUM」の愛称を持つ。
JR九州のBEC819系がベースで、JR東日本の普通列車用としては珍しくステンレス製ではない。2017年12月現在で、写真の1編成のみが存在する。
(撮影:秋田駅)
EV-E801系
青色
1編成の1両ずつ塗装色が異なるという変わったスタイルをしているが、なまはげをイメージしているからだとか。
(撮影:秋田駅)
E751系 JR東日本唯一の交流電車特急車両。最初は6両で東北本線の「スーパーはつかり」としてデビューし、東北新幹線八戸開業後は八戸〜青森〜弘前の「つがる」で活躍した。
現在は4両に短縮したうえで秋田〜青森の「つがる」で運用されている。
E653系をベースとしているが、E653系を増備してはだめだったのだろうか。
(撮影:秋田駅)
HB-E300系 秋田所属のHB-E300系は五能線を含む秋田〜青森間の「リゾートしらかみ」で運用されている。
写真の「青池」編成に加え、「ブナ」(正しくは漢字)編成がHB-E300系だ。
(撮影:青森駅)
キハ40系 男鹿線、五能線、津軽線で運用されている。男鹿線用はなまはげが貼られている。
(撮影:秋田駅)
キヤE193系 通称「East i-D」。非電化区間の検測や、電化でつながっていない仙石線、さらにはJR北海道や第3セクターまで各所の検測を行う。
(撮影:盛岡駅)

東北地方の第三セクター鉄道

写真形式説明
SAT721系 仙台空港鉄道仙台空港線・東北本線名取〜仙台(仙台空港アクセス線)で使用されている。
同じく仙台空港アクセス線用に製造されたE721系500番台とほぼ同様の仕様で、併結することもある。
(撮影:郡山駅)
IGR
7000系
IGRいわて銀河鉄道の車両で7000系を名乗るが701系の姉妹車。元JRの車両と、移管時に新造された車両(セミクロスシート)が存在する。
運用範囲は東北本線北上〜盛岡〜青い森鉄道八戸である。
(撮影:盛岡駅)
青い森
701系
青い森鉄道の主力車両。目時〜八戸移管時に新造された車両はセミクロスシート、JRから譲渡された車両はロングシートとなっている。
当初とはラッピングのデザインが変更されている。
(撮影:八戸駅)
青い森
703系
筒井駅の開業時に新造された車両。2両×2編成が存在する。
E721系がベースだが、ヘッドライトがLEDになるなど違いがある(その後新造されたE721系1000番台ではそれを受け継いでいる)
(撮影:青森駅)
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